2026年9月の食品値上げは3,029品目。単月では今年最多で、8月の1,898品目を大きく上回ります。中心は冷凍食品とすりみ商品で、ニッスイ・ニップン・テーブルマークなど冷凍食品メーカー大手が9月1日から一斉に値上げします。
とはいえ、全部買いだめする必要はありません。この記事では、9月に何が上がるのかの全体像と、「買っておくもの・慌てなくていいもの」の判断基準をまとめます。
2026年9月の値上げ全体像|3,029品目(今年最多)
帝国データバンクの調査によると、2026年9月の飲食料品の値上げは3,029品目。単月で3,000品目を超えるのは2025年10月(3,161品目)以来です。背景は8月と同じで、中東情勢によるトレー・フィルムなどの資材価格高騰と原材料コスト上昇、円安による輸入コスト増です。
何が上がる?分野別の内訳
冷凍食品|ニッスイ・ニップン・テーブルマークが一斉値上げ
9月の主役は冷凍食品。大手3社がほぼ同時に値上げに踏み切ります。冷凍うどん、冷凍パスタ、冷凍ちゃんぽん、冷凍コロッケなど、家庭の冷凍庫の定番品が対象です。
すりみ・練り製品|ちくわ・かにかま・魚肉ソーセージ
ニッスイの「活ちくわ」「おさかなのソーセージ」「かに風味かまぼこ」など、練り製品全品が5〜17%値上げ。お弁当や朝食で使う定番食材なので、家計への影響が地味に大きい分野です。
缶詰・チルド麺
- ツナ缶:約20%の値上げが予定
- チルド麺・うどん:6〜11%の値上げ
メーカー別の値上げ内容
ニッスイ|家庭用冷凍食品・練り製品 2〜17%
- 家庭用調理冷凍食品:2〜17%
- 家庭用農産品冷凍食品:2〜17%
- 家庭用加工食品(練り製品・パウチ):5〜17%
- 対象例:「わが家の麺自慢 ちゃんぽん」「ほしいぶんだけ かにクリームコロッケ」「活ちくわ」「おさかなのソーセージ」
ニップン|家庭用冷凍食品 7〜15%
- 対象商品は全体の約7割、出荷価格を7〜15%引き上げ
- 対象例:「オーマイプレミアム ペペロンチーノ」「ニップン いまどきごはん 具だくさんビビンバ」
テーブルマーク|冷凍うどんなど
冷凍うどんを中心に9月から値上げ。冷凍麺の定番ブランドなので、常備している家庭は影響大です。
買っておくべき冷凍食品リスト
「毎月定期的に消費する」ものだけを目安に、3ヶ月分程度をストックするのがおすすめです。
- 冷凍うどん(週1回以上食べる家庭)
- 魚肉ソーセージ(お弁当・朝食の定番)
- ツナ缶(サラダ・パスタで多用する家庭)
- 冷凍餃子(夕食・お弁当おかずの定番)
※冷凍庫のスペースには限りがあるので、「入る分だけ」買うのが原則です。
特にわが家で常備しているのはテーブルマーク(旧加ト吉)の讃岐うどん。10袋入りでコスパよく、レンチンで解凍→そのまま釜玉うどんや冷やしうどんにできて、値上げ前のまとめ買いに最適です。
お弁当・朝食の定番として毎日使うのがニッスイ「おさかなソーセージ」。ちくわ・かにかまと同じ練り製品で9月に5〜17%値上げ対象なので、賞味期限内で使い切れる量をまとめ買いしています。
サラダ・パスタで毎週消費するいなば ライトツナ スーパーノンオイルは、9月に約20%値上げの見込み。10缶入りのまとめ買いパックで単価を下げています。
夕食・お弁当の定番なら味の素の冷凍ギョーザ(12個×5袋)。冷凍庫にストックしておくと、疲れて何もしたくない日の一品として本当に助かります。
まとめ買いはネット通販が有利|3つの理由
冷凍食品や缶詰の3ヶ月分ストックは、スーパーで少しずつ買うよりもネット通販のまとめ買いが圧倒的にラクで、値上げ前の在庫作りにも向いています。
- Amazon定期便で5〜15%OFF:同一配送日に2種類以上まとめると割引率が最大化
- 楽天スーパーセール:9月1日の値上げ前かつセール中で最安を狙える
- 送料無料ラインを自然に超える:Amazon 3,500円/楽天 3,980円の条件を気にせずクリア
重い缶詰やかさばる冷凍食品を、家まで届けてもらえるのも大きなメリットです。
セカンド冷凍庫のすすめ|値上げ前ストックの必須アイテム
「冷凍食品を3ヶ月分まとめ買い」と言っても、普通の冷蔵庫の冷凍室は容量が足りません。私も値上げラッシュを乗り切るために、セカンド冷凍庫を導入しました。
わたしが購入したのは「アイリスオーヤマ スキマックス80L」
選んだのはアイリスオーヤマの「スキマックス」80L。Amazon・楽天では同シリーズのブラック(Amazon限定)またはホワイトから選ぶ形になります。
- 幅35.6cmのスリム設計:家電の隙間や、部屋の角にも置ける
- 80Lの大容量:冷凍うどん・冷凍餃子・冷凍野菜などが3ヶ月分ストックできる
- 前開き式:ドア開けたまま中身を確認できて、探す時間が短い
- 自動霜取り機能:手動で霜取りする手間が不要
スキマックスは5サイズ展開|「もう1サイズ上」の方が結果的にお得
スキマックスは 幅スリムが64L/80L/120L/150L の4サイズ、それに 奥行スリムの66L を加えた 計5サイズ展開 です。
正直に言うと、わたしは80Lで満足していますが、今から選び直すなら120Lにしていたと思います。理由は3つ。
- まとめ買い直後の1週間:冷凍食品を3ヶ月分入れると、80Lはギリギリ。120Lなら余裕を持って収まる
- 値上げは今後も続く見込み:大きい方が長期的な節約幅も大きく、差額分の元は取りやすい
- 設置場所への圧迫感はそこまで変わらない:幅と奥行きはほぼ同じで、高さが約37cm伸びるだけ(80L:99.6cm→120L:136.5cm)
選び方の目安
- 1人暮らし・スペース優先 → 64L(幅スリム)または66L(奥行スリム)
- 2人暮らし・週末まとめ買い派 → 80L
- 2〜3人家族・値上げ対策を本気でやる → 120L(一番おすすめ)
- 3人以上家族・冷凍野菜もストックしたい → 150L
「冷凍庫は買ったあとで大きさを後悔しやすい家電」と言われるので、迷ったら ワンサイズ上 を選ぶ方が満足度は高いです。
初期投資は約4〜5万円しますが、値上げラッシュが続く限り、3ヶ月分のまとめ買いで元が取れると考えています。冷凍食品の値上げは今後も続く見通しなので、長期的には節約効果が大きい買い物です。
買う・買わないの判断基準|全部買いだめしなくていい
3,029品目という数字に焦って全部買いだめすると、逆に家計を圧迫します。以下の判断基準で「本当に買うべきもの」を絞りましょう。
- ✅ 毎週使う定番品→買う(値上げ後の差額が大きい)
- ✅ 冷凍庫スペースに余裕がある→買う
- ❌ 月に1回未満しか使わない→慌てない(差額が小さい)
- ❌ 賞味期限内に食べきれない量→買わない(結局ロスになる)
まとめ|9月は「冷凍食品定番」だけ計画買い
2026年9月の値上げは3,029品目で今年最多。特に冷凍食品・練り製品が中心なので、週1回以上使う冷凍食品を3ヶ月分だけストックするのが現実的な戦略です。
「値上げラッシュ」に焦らず、冷凍庫スペースの範囲で計画的に。
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