2026年8月は、食品だけで約2,311品目が値上げされました。エリエールの紙製品も8月1日から15%以上UP。そして9月には、さらに大きい4,965品目(今年最多)の波が来ました。
とはいえ、全部をストックする必要はありません。この記事では、8月に何が上がったのかの全体像と、9月の値上げに向けて「買っておくもの・慌てなくていいもの」を見分ける判断基準をまとめます。
次の山だった9月1日は4,965品目(今年最多)でした。この記事は「8月に何が上がったか」の記録と、9月に向けて今から動くための判断基準としてまとめ直しました。
2026年8月の値上げ全体像|約2,311品目
帝国データバンクの調査によると、2026年8月の飲食料品の値上げは約2,311品目。単月で2,000品目を超える規模で、前年同月(1,262品目)から8割増です。背景には中東情勢の悪化による原油・資材価格の高騰、円安(1ドル160円超の局面も)による輸入コスト増があり、値上げの波は今夏以降さらに広がる見通しです。
(出典:帝国データバンク「食品主要195社」価格改定動向調査(2026年7月))
何が上がる?分野別の内訳
加工食品|冷凍食品・パックご飯・即席めん・缶詰
2026年通年で最も値上げが多い分野(5,780品目)。冷凍食品やパックごはん、即席めん、缶詰など「ストックの定番」が軒並み対象です。賞味期限が長く、置き場所さえあれば値上げ前購入のメリットが大きいカテゴリです。
気力ゼロの日の「冷凍庫の保険」については冷凍完全メシDELIのレビューでも書いています。ストックが値上げ前ならなおさら心強い。
調味料|だし・たれ・醤油
通年3,467品目。だし製品、たれ製品、醤油などが対象です。調味料は使用期限が長いものが多く、いつも使う銘柄が対象なら1本先に買っておく価値があります。
酒類・飲料|第三のビール・発泡酒・ワインなど
通年2,913品目。第三のビールや発泡酒、輸入ワイン、焼酎・日本酒など幅広く値上げ。一方で酒税法改正によりビール製品では減税分の値下げもあり、「上がるもの」と「下がるもの」が混在しています。
原材料|小麦粉・砂糖
小麦粉製品や精製糖など。お菓子作りやパン作りをする人は、粉類・糖類の在庫を確認しておくと安心です。
食品以外|エリエールの紙製品が8月1日から15%以上UP
大王製紙(エリエール)のトイレットペーパー・ティッシュ・キッチンタオルなどが8月1日納品分から15%以上値上げされました。アテント(大人用紙おむつ)やエリス(生理用品)も大王製紙ブランドです。値上げ後も定期便やまとめ買いで単価は下げられるので、エリエール値上げ記事で買い方を確認してみてください。
次の9月1日は今年最多の4,965品目でした
帝国データバンクの集計では、9月の値上げは4,965品目で2026年内の最多でした。単月で4,000品目を超えたのは1年5か月ぶりです。中心は調味料と加工食品で、冷凍うどん・ちくわ・魚肉ソーセージ・ツナ缶など、毎週使う定番が対象になります。
つまり8月の値上げをやり過ごしても終わりではありません。9月の値上げ前に動けるのは今月いっぱいです。何を買うべきかは以下の記事で品目別にまとめています。

買う・買わないの判断基準|全部買いだめしなくていい
わたしが値上げ前に買うかどうかを決める基準は3つです。9月の値上げに備えるときも、この基準はそのまま使えます。
- いつも使う定番か:値上げを機に試す新商品はNG。普段リピートしているものだけ
- 賞味期限・使用期限に余裕があるか:期限内に使い切れる量まで。安く買っても捨てたら損
- 置き場所があるか:収納を圧迫してストレスになるなら、差額より生活の快適さ優先
1日あたりのコストに直すと差額は数円ということも多いので、「買えなかった」と焦る必要はありません。考え方の詳細はおやすみマスク値上げ記事の「1日あたりコスト」の項が参考になります。
まとめ|8月は終了、次は9月1日に向けて「定番だけ」計画買い
8月の約2,311品目は実施済み。9月も4,965品目(今年最多)、10月も3,153品目と波は続きます。やることはシンプルで、いつもの定番品リストを見て、期限と置き場所の範囲で値上げ前に買っておく。それだけで数千円の差になります。
化粧品も7月30日に資生堂93品目が値上げ済みです。差額と現在価格は資生堂値上げまとめで確認できます。
あわせて読みたい
9月1日から4,965品目が値上げされました(当初見通しから大きく増加)。買っておくべき冷凍食品リストと、まとめ買い用のセカンド冷凍庫の選び方まで詳しく解説しています。

10月も3,153品目の値上げが続きます。さらに10月1日は酒税改正で、ビールは値下げ、発泡酒・新ジャンル・チューハイは値上げになります。


11月は1,469品目まで減ります。アサヒ飲料151品・サントリー131品と、飲料が中心です。

※個別メーカー・商品の値上げ情報は、発表され次第この記事に追記します。

